離乳食に豆腐を食べない理由は2児を育てた経験から想像すると、主に「食感が苦手」「味がしない、味が苦手」「口に運びづらい」ではないかと思います。
豆腐は赤ちゃんの成長に大切な栄養が豊富で主に、「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「炭水化物」「カリウム」「鉄」と言った栄養素が含まれていて積極的に離乳食に使っていきたい食品です。
ウチの子のように離乳食初期に食べてくれなくても、レシピしだいでは中期や後期から食べてくれる例もあるので、ウチの子がよく食べてくれたレシピを紹介しますので参考にしてみてください。
離乳食の豆腐を食べない理由とは?
離乳食において栄養においても調理の仕方の楽さにおいても柔らかさにおいても欠かせないと思える豆腐。でも意外に離乳食の豆腐が苦手だという赤ちゃんは多いのです。
嘔吐までして嫌がる赤ちゃんもいるほどなのですが、そこまで嫌がる理由は何なんでしょうか?
豆腐を食べない理由
離乳食で豆腐を食べない理由は、
- 食感が苦手
- 味がしない、味が苦手
- 口に運びづらい
この3点が考えられます。
食感が苦手
豆腐の種類によってはボソボソ感を感じる場合もありますし、ツルンとしている食感が苦手だという赤ちゃんもいます。
潰してもプルプル感が残るのでその感触が苦手だという声もあります。
味がしない、味が苦手
豆腐はそのまま食べると赤ちゃんにとっては水っぽくて味がない、もしくはにがり特有の味に不快感を感じると言うことがあり得ます。
口に運びづらい
離乳食初期などは、ママに食べさせてもらうので問題はありませんが、その後自分でスプーンで食べる、手づかみするころになると、赤ちゃんがイライラします。
豆腐はスプーンにいれてもスルッと落ちたりしますし、うまく掬えないこともあります。
それにイライラして手で掴もうとしても豆腐は逃げて掴みづらいのでなかなか口まで運ぶことができず、赤ちゃんなりにイライラして食べなくなってしまうこともあります。
離乳食に豆腐がおすすめの理由と気を付ける事とは?
離乳食に豆腐はお勧めなのですが、そのおすすめの理由と豆腐を食べさせるうえで気を付ける事を紹介していきます。
離乳食に豆腐がおすすめな理由
- 多くの栄養素が含まれている
- 消化・吸収が良い
- 口の中で潰しやすい
- 調理が簡単
多くの栄養素が含まれているから
豆腐に含まれる栄養素
- タンパク質
- 脂質
- ビタミン
- 炭水化物
- カリウム
- 鉄
これらが含まれています。
主な栄養素はタンパク質です。
しかし母乳で不足しがちな鉄分やカルシウムが含まれるのがとても良い効果です。
消化・吸収が良いから
豆腐は消化吸収がとても良いので、離乳食初期から活用できます。
お腹にやさしく、お腹のトラブルなども招きづらいので安心して使えます。
口の中で潰しやすい
豆腐はもともと柔らかく、赤ちゃんの口のなかでも潰せるので安心して食べさせられます。
初期のころは裏ごしは必要ですが、中期になればスプーンの裏でなんとなく崩すくらいで食べさせられるし、喉につまるようなリスクもありません。
調理が簡単
豆腐は調理が簡単です。
ママの離乳食作りにも救世主になりますよ!
何かと混ぜるとしても潰すだけですし、離乳食後期ならそのまま食べられます。
それにどんな食材にも合うのも嬉しいポイントです。
離乳食に豆腐を使うときに気を付ける事とは
離乳食に豆腐を使う上での注意点は、「アレルギー」です。
豆腐の原料である大豆は、「アレルギー20品目食品」に含まれています。
初めて離乳食で豆腐を使う場合は、万が一のアレルギーに対処できるように、かかりつけ医が空いている時間に試しましょう。
できれば午前中の離乳食にしておくといつでも対処しやすいので安心です。
赤ちゃんにおいしく食べてもらう離乳食の豆腐を使ったレシピ
栄養たっぷりな豆腐ですから、できれば離乳食に取り入れたいところです、ここからは離乳食初期・離乳食中期・離乳食後期におすすめのレシピを紹介していきます。
ちなみにうちの息子も豆腐は最初全然食べなかったのですが、後期からハンバーグタイプにしてモリモリ食べてくれました。
豆腐は栄養があるから食べて欲しいなと母としても思っていたのですが、今5歳になり、豆腐は一番の好物と言えるくらい毎日そのまま食べています!
離乳食の時に嫌いと言っても、幼児になって好きになることもあるので、あの時そんなに神経質に好き嫌いを心配しなくてよかったなと今思います。
離乳食初期
豆腐ペースト
初期に豆腐を使用する場合は、この豆腐ペーストくらいですね。のどごしを良くしてあると食べてくれるパターンが多いですが、うちの息子のように味がダメだという赤ちゃんもいます。
材料(1人前)
- 絹ごし豆腐 10g
- 加熱用 水 大さじ1
- 湯冷まし 適量
作り方
- 耐熱容器に絹ごし豆腐と水を入れます。ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで20秒程加熱し、水気を切ります。
- 食べ始めは、2が熱いうちに細かい網で裏ごしして、湯冷ましを少しずつ加え、ペースト状にします。
- 赤ちゃんが食べ慣れてきたら、すり鉢をしっかり持ち、すり潰します。湯冷ましを少量ずつ加え、固さを調節します。
- 器に盛り付けて完成
離乳食中期
かぼちゃの白和え
かぼちゃは野菜本来の甘味があるのと、嫌いだという赤ちゃんが少ないので、混ぜたら本当に良く食べてくれるレシピです。
材料(1人前)
- かぼちゃ(粗く潰す) 20g
- 豆腐(絹ごし) 30g
- 水(レンジ加熱時に使用する水) 大さじ1
作り方
- 種、ワタ、皮を除いたかぼちゃを耐熱ボウルに水と入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600w)で約30~50秒加熱し、熱いうちに粗く潰し、茹で汁で硬さを調整する。
- 豆腐を耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600w)で約20秒加熱してから粗く潰す。
- 1と2を合わせて皿に盛る。
離乳食後期
豆腐ハンバーグ
豆腐ハンバーグは、手づかみもできるし、保存に冷凍もできるしママにとってとても優れもの!赤ちゃんも豆腐だと自然に柔らかいハンバーグになるので食べやすくて嬉しいですよ!
- 材料 (20~24個分)
豆腐 300g - 片栗粉 大さじ5
- ひき肉(種類は月齢に合わせて)300g程度
- 追加する具材 適量
■ 玉ねぎ、人参、ピーマン等
■ ひじきの煮物
■ チーズ
作り方
- 豆腐と片栗粉、ひき肉をよく混ぜる
- ↑の種を小さいボールに取り分けて、微塵切りした具材を混ぜていく
※混ぜる具材が大きいと、崩れ易くなります - 蓋をして中火で両面焼いていく
※テーブルスプーン1杯分で小判サイズのハンバーグが出来ます - 冷めたら1つずつラップして冷凍保存!
コメント