離乳食中の指しゃぶりは「しないように治す」ということが必要なほど困ったことではありません。
赤ちゃんの心理状態的に不安や退屈などで指しゃぶりをしているなら、抱っこしてあげる、声をかけてあげるなどですぐおさまるでしょう。
眠たいと言う場合は、離乳食を途中でやめてミルクや授乳に切り替えて寝かせてあげてください。ようするに赤ちゃんの欲求に応えてあげるということでOKなのです。
指しゃぶりをすることで特に弊害がありませんが、どうしても気になるのでしたらスプーンを持たせてあげてください。
食べる練習になるし、指しゃぶりからスプーンしゃぶりに変わるだけでも汚れや菌などの心配もなくなります。
この記事では、2児を育てた私の経験をもとに離乳食中の指しゃぶりについて、もう少し詳しく解説していきます。ぜひ最後まで目を通してみてください。
離乳食中の指しゃぶりはどう直せば良いの?原因とは
離乳食中に指しゃぶりをするということがありますが、それはほぼ離乳食自体に原因はありません。そもそも「指しゃぶり」をする原因を探ってみましょう。
指しゃぶりをする原因
2歳以降になっても続く指しゃぶりにはまだ他の意味も出てきますが、離乳食の頃の赤ちゃんが指しゃぶりをする理由は下記の6つくらいです。
- お腹が空いている
- 指を吸って遊んでいる
- 退屈
- 眠たい
- 落ち着く
- 手持無沙汰
指しゃぶりの原因は主に心理的なものと、癖から来るものです。離乳食を食べる月齢の子で指しゃぶりをする子は少なくないはずです。
ただ、それが離乳食の最中だから気になってしまうんですよね?離乳食中の指しゃぶりは、気にする必要がありません。
対処法を紹介していきますが、離乳食中の指しゃぶりは「しないように治す」ということが必要なほど困ったことではありません。
しかし、赤ちゃんの心理状態的に不安や退屈などで指しゃぶりをしているなら、抱っこしてあげる、声をかけてあげるなどですぐおさまるでしょう。
眠たいと言う場合は、離乳食を途中でやめてミルクや授乳に切り替えて寝かせてあげてください。ようするに赤ちゃんの欲求に応えてあげるということでOKなのです。
140文字ぴったりツイート Day481
時間軸をずらす 編オムツ外れ
指しゃぶり
お箸トレーニング数年前、気がかりだったこと。
振り返ると「そんなこともあったな~」と思う。今、気がかかりなことも、数年たてば同じように思うだろう。
私の場合、ほとんどの悩みは大したことない。どうにかなる✊
— あい@インタビューライター×ライフコーチ (@Ai_Lifecoach) August 26, 2022
実は私の息子も離乳食の間ずっと指しゃぶりタイプだったんです(笑)
チュッチュしているのが安心みたいで、おしゃぶりも結構長い間取れなかったんです。
その当時は確かに心配でやめさせようとしていましたが、小児科の先生に、
「指しゃぶりで安心感を得ているなら辞めさせなくていいよ。やめさせたらストレスになるし、指しゃぶりもおしゃぶりも小学生ではだれもしていないでしょ?自然になくなるから」
と言われ、おむつが外れることと同様だと感じ、無理しないようにしました。そしたら自然に1歳頃には指しゃぶりをやめ、おしゃぶりは2歳半くらいで終わりましたよ。
離乳食中の指しゃぶりはどう直せば良いの?対処法とは
それでは離乳食中に指しゃぶりへの対処法を紹介していきます。
- スプーンを持たせる
- 食事を持たせる(野菜スティックなど)
- 時間を置いてみる
- 考えられる欲求を満たしてみる
スプーンを持たせる
一番効果的だと言われるのが「スプーン」です。
持たせることでスプーンで食べる練習にもなるし、指しゃぶりからスプーンしゃぶりに変わるだけでも汚れや菌などの心配もなくなります。たくさんのお子様がこのスプーン持ちで指しゃぶりの解消があったみたいですよ!
離乳食中指しゃぶりしちゃう時、スプーンを持たせるといい。とネット上に書いてくださった全国のママさん、大変ありがとうございました😭!!
— たらちゃん🦢7m (@prprprppp) August 23, 2022
食事を持たせる(野菜スティックなど)
野菜スティックや手づかみできる食事を持たせるのも効果的ですよ。
どうせ口に運ぶなら食べ物のほうが良いですしね!それに積極的に自分で食べようという気持ちにもなるので離乳食が好きになったという声もあるくらいです!
時間を置いてみる
今はお腹いっぱいで食べたくない、座っているのがつまらない、なんだか不安・・など離乳食以外のことに気持ちが行ってしまっているのかもしれないです。
このような時に無理やり離乳食を進めたりすると離乳食の時間が嫌いになったり、食べる行為が嫌になったりします。
食事という行為は楽しいという気持ちを植える意味も離乳食の一貫ですので、あまりガチガチにならないで赤ちゃんが違うことを求めたらそれにこたえてあげて、また気分で食べさせてみましょう。
一旦時間を置いてみることで、次に食べる時には指しゃぶりをしないということもよくありますよ。
考えられる欲求を満たしてみる
時間を置いてみると同様ですが、何か不満があるのかもしれないので考えられる欲求を満たしてあげてください。
- 具体的には
- 抱っこしてあげる
- 遊んであげる
- お茶をあげる
- 授乳する
などなどです。赤ちゃんは今その時の欲求を満たしてほしいものです。
ですので、まずは赤ちゃんの欲求を満たしてからまた離乳食に取り掛かれば指しゃぶりが終わっているかも。
どうしてもママも時間や都合があるので効率的にいきたいところですよね・・。すごく気持ちわかります。
遊ぶなら離乳食終わってから・・と順序や効率を優先しがちになるんです。
ここはぐっとこらえて長い目で見て「ま、いっか」精神を持つことがおすすめです。
結果的に赤ちゃんが将来「食事は楽しい」と思えることも大事な離乳食期間の目的ですから。
コメント