子供の安眠を守る、チャイルドシートでの首のガクン！
通称、チャイルドシートに乗っていて「首ガクン」という状態で、これは運転中にとても気になります。見ているだけで苦しそうで、何よりも安全面で危険です。
こんなとき、家にあるタオルを利用できないかと考えますよね。タオルなら新たに購入する必要がなく、使いこなせば非常に便利なアイテムです。しかし、どのように利用すればよいのか、具体的な方法が分からない…そんな方も多いのではないでしょうか。
安心してください、解決策をご提案します！
今回は、お子様の「首ガクン」防止に、タオルを活用した簡単な手法を紹介します。また、タオルだけでなく、その他の代用品や、小さなお子様でも利用できるおすすめグッズも一緒にご紹介します。
本記事にて
- 2ステップの簡単対策！前のめり問題はタオル一つで解決
- 寝てしまうと前のめりになる原因と、それに対する対策ポイント
- 首ガクン対策としておススメのグッズ選3選
これらを詳しく解説して参ります。
タオルだけで対処！チャイルドシートで寝る子供の頭部、前方への傾斜を防ぐ方法
チャイルドシートで子供が寝込むと、子供の頭が前方に垂れ下がっている様子が辛そうです。
見ていると首への負荷やチャイルドシートからの転落という不安が頭をよぎります。
そういった状況では、2～4枚のタオルを用意してみてください。
必要な作業は以下の2つです。
- お子さんの首元にタオルを当てます。
- チャイルドシートとお子さんの尻部との間にタオルを挟みます。
以上、これだけです。
具体的な手順について順を追って詳しく説明しましょう。
【タオルを２～４枚揃える】
タオルの種類は問いません。フェイスタオルやバスタオルのような使い勝手の良いものを選んでください。
最低２枚は必要ですが、タオルの大きさや子供の体格によりますが、だいたい４枚あれば心配ないでしょう。
年齢が低い子供（※）にはバスタオルを２枚用意するのが良いでしょう。
※（基準：１歳頃～）前向きに配置した子供用の座席に座り始めた頃の子供。
年齢が高い子供（☆）には１枚バスタオルと１枚フェイスタオルをを用意するのがおすすめです。
☆（基準：２歳頃～）前向きに配置した子供用の座席に、安定して座れるようになった頃の子供。
首周りとチャイルドシートの間にタオルを配置する
子どもの首へタオルを当て付ける
折り返したタオルを子供の首に当ててください。感じた単純さと充実感が足りない場合は、折り返す数を増やしたり、加えるタオルの枚数を増やすことを考えてください。
子供の頭が不安定に動かない程度に挟んで固定させましょう。
タオルが子供の鼻や口を覆わないように場所を注意して選びましょう。
傾いた方の顔と肩の間に筒状に巻いたタオルを挟むと、頭部を安定させて首の痛みを防止することが可能になります。
子供のお尻とチャイルドシートの間にタオルを配置する
お尻周辺には、丸めたタオルを巻いて挟んであげてください。子供の腰を前に移動させて固定してみてください。
お尻に入れるタオルは、ゆったりめに巻いて挟むのが最適です。タオルの形を簡単に変えることができ、腰から背中までを柔らかく保護してくれますよ。
子供がチャイルドシートで寝た際に首が傾く理由と対策方法【タオルが手元にない時に活用できる二つの道具】
子供がチャイルドシートで寝てしまい首が傾く現象。
これがなぜ発生するのでしょうか。
【理由１】背筋の伸びた状态で眠り続けるから
就寝前にお尻をしっかりとチャイルドシートに固定し、背筋を伸ばした状態で座ったほうが体にとっては楽なポジションです。
しかし、背筋が伸びた姿勢のままで睡眠を取ると、頭が重いために首が前方に垂れ下がる可能性があります。
【理由2】子どもたちの頭部は著しく重い
乳児や幼い子供たちは体全体に対する頭部の比率が大きいのが一般的です。
その結果として、眠りについて身体から力が抜け落ちたときに、頭を支えている首からも力が落ち、重い頭部を保持することが困難になります。
ここから首の急な前傾、通称「首カックン」の発生します。
首が急に前傾すると同時に体も前に倒れます。
そのため、そのような状態を予防する手段とその要点について詳しく見ていくことにしましょう。
【改善ポイント】お子様の重心を調節しましょう
子どもが前方へ傾かないように、頭よりもお尻を前に出してあげると良いです。この配置により、子どもの頭部が後ろに倒れ、進行方向への傾きが抑制されます。
具体的には、お尻と子供用シートの間にタオルを挿入することで、お尻を前方に位置させることができます。それにより、子どもがシートにもたれる状態が作られ、進行方向への傾きを防ぐことが可能となります。
さらに、首元にタオルを配置することで、子どもの頭が前方に倒れるのを防ぎます。しかし、この対策には多数のタオルが必要となります。
タオルが足りないという場合は、下記のアイテムが役立つのでぜひ使用してみてください。
タオルではない２つの便利グッズ
タオル以外にも、既にあなたの所持品の中に有効なアイテムが存在します。具体的には、以下の2つです。
- クッション
- 大きなぬいぐるみ
大人が使用する枕と同等の大きさがあると最適です。
これらは、1歳以降で、前を向きながらチャイルドシートに座ることが可能になった子供たちに適しています。
方法はとても簡単です。
子供とチャイルドシートの間（サイド部分）に挿入するだけです。
これにより、ぬいぐるみやクッションが体の保持を助け、体のバランスを保つことを助けてくれます。
しかし、1歳未満の子供には推奨できません。
理由は、クッションやぬいぐるみが赤ちゃんの顔を覆ってしまうと、赤ちゃん自身では取り除くことができないからです。
これは、子供の顔が中に取り込まれてしまい窒息事故を引き起こす可能性があります。
おすすめの首カックン防止グッズ3つ
子供の活発な動きに対して、タオルやクッションなどが位置から外れることもあるかと思います。
頭部をタオルで固定しても、ちゃんと外れないで固定されているか心配が残ることもあるかもしれません。
タオルなどよりも簡単に、さらに幼い赤ちゃんにも使用できるアイテムを探しているならば以下をおすすめします。
首カックンを防止するための3つのおすすめグッズを一緒に見ていきましょう！
ベビーエレファントイヤーズ（赤ちゃん用ネックピロー）
このヘッドサポーターは、4人の子供を持つアメリカの母親から誕生しました。
デザインに優れ、機能性も高いこの商品は優れものです。
※お子様が3歳以上でベビーカーやチャイルドシートを使用する場合も対象になります。
このヘッドサポーターは、第四子の子供を持つ母親が自らの子のために開始したものです。
医療プロフェッショナルの助言を得て、首の力が未熟な赤ちゃんでも楽に座ることができるように設計されました。
洗濯機で簡単に洗うことができ、衛生的に保つことができます。
折りたたむと、サイズはコンパクトになり、持ち運びも非常に簡単です。
さらに、デザインがたくさんあり、材質もポリエステルと緬の2種類から選択できます。
はらぺこ青虫のネックサポート（ぬいぐるみ形式）
「はらぺこ青虫」は絵本で非常に人気があります。これは、カラフルでかわいい首のサポートです。
大衆的な絵本「はらぺこ青虫」がついにネックサポートに商品として登場しています。
このフワフワの生地が優しくお子様の首を支えます。
ぬいぐるみのようなものなので、子供が起きている間、これは遊びのパートナーになるかもしれません。
ただし、これは洗濯できないので、もし汚れたら、湿らせた布で拭きとり、キレイに保ちましょう。
ネックピロー「ナップアップ」 – 日本育児のうたたねサポート
お子さまの頭を安定させるためだけに必要なのは、バーを下ろすだけです。頭部は束ねられ、しっかりと固定されます。
ヘッドレストがあるチャイルドシートだけでなく、ヘッドレストがないものにも適用可能です。
バンドと頭部のクッションともに、良好な通気性のクッションを使用しているので、寝汗も心配ありません。
子供は寝ているときにたくさん汗をかきますが、良い通気性のあるクッションはとても心地よさそうです。
ほとんど全ての子供用シートで使用可能です。ただし、一部ではうまくフィットしない場合もあります。
フィットしない場合は、「頭部が十分に収容されていない！」というフィードバックが多いことから、タオルなどを使用して調節することが推奨されます。
まとめ！子供がチャイルドシートで前方に倒れる問題…。
安全性を確保するためのタオル持参！
チャイルドシートで寝ている子供が首から前方に倒れてしまう問題があります。
そんな場合、タオルを活用して簡単に手を打つことができます。
- 必要なタオルは２～４枚。
- 折りたたんだタオルを子供の首や尾骨の周囲に配置します。
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