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離乳食を噛まずに丸呑みしてしまうのは大丈夫?原因と対策方法とは?

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離乳食は噛まずに丸呑みしてしまっていてもOKです。もともと噛み方もわからず、嚙む力も弱い赤ちゃんですから、丸呑みしてものどに詰まらない大きさ、固さのものを上げてください。

丸呑みをしていても大きな害はありませんが、全然噛まずに食べる場合は下記の2点を心配してあげてください。

  • 胃腸への負担が大きくなる
  • 噛めるものしか食べず栄養が偏る

やはり胃に入るものはきちんと噛んで食べることで消化が良いので、「赤ちゃんの成長に合わせた大きさ、固さ」のモノを与えて「逆にほとんど液体のような柔らかさ」のモノは避けましょう。

ハピベジママ
ハピベジママ

赤ちゃんに噛み方を教えてあげることも大事ですよ!

この記事では離乳食を丸呑みばかりしている…、あまり噛んで食べないんだけど大丈夫…?と言った離乳食をあげるママにとってよくある悩みを、2児を育てた私の経験からまとめてみました!ぜひ最後まで目を通して見てください。

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離乳食を噛まずに丸呑みしてしまうのは大丈夫?

結論を最初に言うと、離乳食は丸呑みしても大丈夫です。しかし丸呑みで怖いのは「喉つまり」です。

窒息防止のためにも、丸呑みしていい大きさに調理してあると言う前提で丸呑みOKということです。

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丸呑みすることに大きな害はないのですが、丸呑みを続けていると心配になるのは次の二点です。

  • 胃腸への負担が大きくなる
  • 噛めるものしか食べず栄養が偏る

もう少しそれぞれを詳しく説明します。

胃腸への負担が大きくなる

唾液というものには消化酵素が含まれています。

口をもぐもぐすることで唾液がよく出ることになり、食べ物と混ざり合い消化を助けてくれるのは離乳食だからというわけではなく大人の食事にも言えることです。

噛んでおらず丸呑みしているということは、食べ物と唾液が混ざっていないので消化酵素の効果が出てこない。

食べ物は唾液と混ざらずそのまま胃腸へ送られるので、消化吸収の働きが悪くなり胃腸に負担をかける事になるのです。

体の中に取り込まれた食べ物が正しく消化吸収されないと、たくさん食べても体重が減少してしまうというようなことも起こり得ます。

赤ちゃんはただでさえ胃腸がまだ未発達ですので、消化吸収が正しくされないと負担が大きくなりがちです。

噛めるものしか食べず栄養が偏る

成長したときに、噛める食べ物しか食べず栄養が偏ることがあり得ます。今栄養の偏りがある子供がとても増えていると言われているのです。

食生活の変化で柔らかい食べ物が多くなり、昔と比べて食材を噛む力が弱くなっていることを指摘されています。

戦前と比べて食事に使う時間・噛む回数が半減している報告もでているほど。

栄養をバランスよく取るためにも、この時期から噛む練習は大事だということです。

離乳食を丸呑みしてしまう原因と対策方法とは?

離乳食で「噛む」という行為の練習をしたいところなのですが、まず丸呑みする原因を知って、それに対して対策を練って実行していくことが必要です。

赤ちゃんの丸呑みには大きく3つの原因があります。

赤ちゃんの丸呑みの原因

  • 赤ちゃんの成長に合わない固さと大きさの食材を与えている
  • 食材が柔らかすぎるから
  • 噛むという行為がわからない

赤ちゃんの成長に合わない固さと大きさの食材を与えている

離乳食は月齢と比例した食材や食材の調理の仕方、大きさ、硬さなどがあります。

赤ちゃんが今丸呑みしてしまっているとしたら、成長に見合っていない離乳食を与えている可能性があります。

ネットや育児書の情報は間違ってはいないのですが、一般的な内容であり、赤ちゃんみんなに当てはまるということではないのです。

目の前の赤ちゃんの成長に合わせた食材や食材の形、大きさ、硬さのものを与えなければ赤ちゃんは食べづらいのです。

食材が柔らかすぎるから

前述とは逆に食材が柔らかすぎて丸呑みするということがあります。

もう噛めるくらいの成長をしているけど、柔らかすぎるのでそのまま呑み込んでしまうんですね。

噛むという行為がわからない

噛むという行為がわからないのです。

今までミルク、授乳で「飲む」「吸う」というのは自然に覚えてきましたが、離乳食によって「噛む」というのが初めてになります。

噛み方というのも教えなければ赤ちゃんにはわからないのです。

 

上記の丸呑み原因を理解したところで対策を実行してみましょう。

丸呑み対策は全部で3つです。

赤ちゃんの丸呑み対策

  • 噛むお手本を見せる
  • 食材を大き目に切る
  • 声かけしながらゆっくり時間をかけて食べる

噛むお手本を見せる

パパ、ママが「噛む」お手本を見せてあげましょう。赤ちゃんは「噛み方」を教えてもらわなければわかりません。

大きく口を動かしながら、目の前で大げさな噛み方をして見せてあげてください。

赤ちゃんはパパママの真似をするのが好きなのですぐ覚えてくれるでしょう。

食材を大き目に切る

食材を大き目に切ってちょっと硬めに用意して「噛む」ことで食べられるようにしましょう。

柔らかすぎると「噛む」ことをしなくても飲めちゃうので呑んでしまいます。噛まないと食べられない硬さにしておきましょう。

大きさも噛む行為ができる大きさが良いのですが、飲んでしまった時に喉に詰まらせない大きさにはしておくのが良いですね。

声かけしながらゆっくり時間をかけて食べる

離乳食って慣れると親の方も「完食」というゴールを目指すことや、食べ終わることを目的にしがちなのです。

私もついせっかちになり、そうだったなと思います。

でも、「噛み噛み、もぐもぐ」と声をかけながらゆっくり練習のように時間をかけることで、食事の仕方を覚えていくものです。

ママも一緒に目の前で「噛み噛みもぐもぐ」を実践しながら、食事は美味しくて楽しいよという印象も与えていくことも大事です。

離乳食でむせる原因と対策方法とは?

離乳食で「むせる」赤ちゃんを見ることがあるかと思います。「むせる」と言う状態は、離乳食が食道に入らずに気道に入ってしまったということ。

赤ちゃんはまだ未成熟なため固形物をまだ上手に飲み込むことができません。だから、大人以上に離乳食には配慮が必要だということです。

離乳食でむせる原因

  • 食材の大きさが今の成長度合いよりも大きすぎる
  • 食材が今の成長度合いよりも硬すぎる
  • とろみ加減が少ない
  • スプーンに盛った一口の量が多い
  • 食べるのを嫌がっているのに食べさせた
  • 泣いている時に離乳食が口の中に入っている

赤ちゃんがむせている時は、上記のような原因が考えられます。

離乳食むせないための対策方法

離乳食をむせさせないためには以下のような対策を取ってみましょう。

  • 月齢、発達に合わせた大きさに切る
  • 月齢、発達に合わせたやわらかさに調理する
  • むせやすそうなメニューにはとろみをつける
  • スプーンをてんこ盛りにしない
  • 座って食べさせる

前述もしたのですが、育児書やネットの平均月齢を参考に離乳食を作るのではなく、平均月齢はあくまでも参考程度にして、目の前の赤ちゃんの成長度合いを基準にしましょう。

離乳食の頃の赤ちゃんは本当に個人差が大きいです。

このころのママも赤ちゃんの成長度合いが遅い早い、離乳食進まないなどすぐ心配になってしまうのです。

その時は育児書やネットの情報も参考にしていいのですが、目の前の赤ちゃんに話しかけたり様子を見たりするのが一番大事なことなのです。

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