VIVANT第13話は、これまで積み重ねられてきた伏線が一気に動き出したことで、「展開についていけなかった」「情報量が多すぎて整理できない」と感じた人も多かったのではないでしょうか。
特に、野崎の行動や新庄との関係、東条の不自然な動きなどは、それぞれが別の出来事として描かれているため、誰が何をしたのか分かりにくくなりがちです。
実際には、第13話で明らかになった事実と、まだ真相が明かされていない部分を分けて考えることで、物語全体の流れはかなり理解しやすくなります。
野崎は何をしたのか、新庄は本当に関係なかったのか、東条はどこまで関わっているのかなど、気になるポイントを順番に整理すると、次回へつながる伏線も見えやすくなります。
まずは現時点で判明している内容から確認していきましょう。
この記事でわかること
- 野崎が疑われることになった理由と判明している行動
- 新庄とチョッキーがどこまで関わっていたのか
- 東条の動きと野崎との関係で分かっていること
- 第13話で判明した伏線と、今後も残されている謎
野崎は結局何をやらかしたのか
VIVANT第13話を見終えたあと、「野崎が裏切ったのは分かったけれど、具体的に何をしたの?」と混乱した人も多いのではないでしょうか。
最初に押さえておきたいのは、野崎は単に怪しい行動をしていただけではなく、別班5人が捕らえられる流れにつながる情報漏えいへ関わっていた人物として明らかになったという点です。
第13話では新庄を追う展開が続いていたため、途中までは新庄こそ別班5人が消えた一件の中心人物に見えていました。
ところが調べていくうちに新庄はその一件へ直接関わっていないことが分かり、乃木たちは「では誰が別班側の情報を外へ出したのか」という新しい疑問へたどり着きます。
そこで浮かび上がってきたのが、これまで乃木と協力する側として描かれてきた野崎でした。
つまり第13話の大きなどんでん返しは、敵だと思って追っていた新庄ではなく、味方だと思っていた野崎の行動へ疑いが向いたことにあります。
さらに第14話の公式予告では、野崎が別班5人を売った人物として示されているため、少なくとも情報が外へ渡った流れに野崎が深く関与していたことは、かなりはっきりした状態になっています。
別班5人の情報を外部へ流した人物だった
野崎の行動で最も重要なのが、別班5人に関する情報が外部へ伝わる流れへ関与していたことです。
別班員たちは表立って活動する存在ではないため、5人をまとめて狙うには、誰が別班員なのか、どこで動くのかといった内部に近い情報が必要だったと考えられます。
そのため、新庄が関与していないと分かった時点で、乃木たちにとって重要になったのは「誰が情報を知ることができたのか」という部分でした。
そこで捜査をたどっていくと、思いもよらない形で野崎へつながる証拠が出てきます。
これまで野崎は乃木を助ける場面も多く、視聴者から見ても頼れる存在だったため、敵側に情報を渡すような動きが判明した衝撃が大きかったわけです。
和久井の携帯を使っていたことが判明した
野崎へ疑いが向く大きなきっかけになったのが、ベキが日本を離れるまでの経路を調べ直した場面です。
調査を進める中で、ベキが動いたタイミングに合わせるように、内部関係者が使用する端末からバルカの飛行訓練所へ連絡が入っていたことが分かります。
一見すると端末の持ち主が連絡したように思えますが、AIハヤトが内部の映像を確認したことで、実際にその携帯を操作していたのが野崎だったと判明しました。
この場面によって、野崎は「何か知っているかもしれない人物」から、「裏側で実際に動いていた人物」へ一気に立場が変わります。
新庄の行動を追っていたはずなのに、その先で長く味方だと思われていた野崎へつながったため、第13話が一気に分かりにくく感じた人が多かったのも無理はありません。
新庄の逃亡に関係する動きもしていた
野崎について整理するときは、別班5人の一件だけを見るのではなく、新庄やベキの動きと重なっている部分も重要です。
野崎が別人の携帯を使って飛行訓練所へ連絡していた事実から、少なくとも表向きに見えていた行動とは別に、国外へつながる動きを進めていたことが分かります。
ただし、野崎が日本側を完全に裏切って敵へ寝返ったと決まったわけではありません。
第14話の公式情報では、野崎がたどり着いた先にさらに大きな組織が存在することも示されており、野崎自身が最終的な敵なのか、それとも別の目的を抱えてその組織へ近づいているのかは、まだ残された謎です。
「野崎がやらかしたこと」と「野崎がなぜそれをしたのか」は分けて考えると、第13話の複雑な展開がかなり整理しやすくなります。
新庄とチョッキーは本当に犯人ではなかったのか
第13話で多くの人が驚いた理由の一つは、新庄が一連の出来事の中心人物ではなかったことが明らかになった点です。
物語の途中までは、新庄が国外へ姿を消し、さらにベキの脱出にも関わっていたことから、別班員が姿を消した出来事にも深く関係しているように見えていました。
そのため、乃木たちが新庄を追い続けていた流れは自然でしたが、実際に身柄を確保して真相を探ると、予想とは異なる事実が見えてきます。
ここを正しく整理しておくと、第13話でなぜ野崎へ疑いが向いたのかも理解しやすくなります。
別班5人の拉致には関与していなかった
新庄への疑いが晴れた最大の理由は、別班員5人が姿を消した出来事について、直接関わっていた証拠が見つからなかったためです。
乃木たちは新庄だけでなく、彼をかくまっていたチョッキーからも情報を集めますが、調査を進めるほど、二人はこの出来事の中心人物ではないことが分かっていきます。
つまり、新庄とチョッキーは「別班5人が姿を消した一件」については関係者ではなかったということです。
ただし、この結果だけを見て「二人には何の問題もなかった」と受け取るのは少し違います。
新庄は組織を離れて国外へ向かう行動を取っており、チョッキーも新庄を支援する立場として動いていました。
そのため、別班員の一件とは切り離して考える必要があります。
新庄が最初に疑われた理由
新庄が真っ先に疑われた背景には、行動のタイミングがあまりにも重なっていたことがあります。
ベキが動き出した時期と、新庄が姿を消した時期が近く、さらに国外への移動にも関係していたことから、乃木たちだけでなく視聴者も「新庄が中心人物ではないか」と考えやすい状況になっていました。
さらに、AIハヤトによる分析でも新庄へつながる情報が次々と見つかり、物語はその方向へ進んでいきます。
しかし、その流れは真実へ近づくための過程に過ぎませんでした。
新庄を追い詰めた結果、別班員の出来事とは別の目的で動いていたことが判明し、そこから改めて情報の流れをたどることで、野崎という予想外の人物へつながっていきます。
この展開が、第13話最大のどんでん返しの一つと言えるでしょう。
チョッキーとタムタムが担っていた役割
チョッキーとタムタムについても、第13話では情報量が多かったため、役割が混ざってしまった人は少なくありません。
チョッキーは各国の情報網を持つ人物として新庄を支え、国外での行動を手助けする立場でした。
一方のタムタムは、映像やシステムを扱う技術面を担当する存在として描かれています。
そのため、タムタムが新たな黒幕というよりは、技術的な支援を担う人物として理解すると全体の流れが整理しやすくなります。
また、空港で確認された別の映像工作については東条側の関与が示されており、タムタムの役割とは区別して考えることが大切です。
それぞれが異なる場面で動いていたことを整理すると、第13話で一気に増えた登場人物や伏線も、少しずつつながって見えてきます。
東条も黒幕なのか第13話の怪しい動きを整理
野崎の動きが明らかになったことで、もう一人注目を集めたのが東条です。
第13話では東条にも不自然な行動が見つかり、「野崎と一緒に動いていたのではないか」「実は東条こそ中心人物なのでは」と考える人が増えました。
ただし、現時点で明らかになっている出来事を整理すると、東条について確定している内容と、まだ推測の段階にある内容は分けて考えた方が全体を理解しやすくなります。
茨城空港の映像工作に東条が関与していた
東条が注目される理由になったのは、新庄の移動経路を調べる中で見つかった映像の異変です。
空港の記録映像には不自然な乱れが確認され、その痕跡をたどると、東条につながるアクセス履歴が見つかります。
この工作によって、本来追うべきルートとは異なる方向へ捜査が誘導されていた可能性が高まりました。
少なくとも東条が映像に関わる細工へ関与していたことは、第13話で示された重要な出来事の一つです。
そのため、「東条も裏側で動いていた人物だった」という見方自体は不自然ではありません。
一方で、この映像工作だけを理由に、すべての出来事の中心人物だったと考えるには情報が足りない状態です。
東条が別班5人を売ったとは言い切れない
東条の行動が怪しく映る一方で、別班員5人の情報漏えいへ直接関わったと示す場面は、第13話終了時点では確認されていません。
野崎については、内部情報が外へ伝わる流れに関与したことが公式情報でも示されていますが、東条について判明しているのは映像工作への関与が中心です。
そのため、二人を同じ立場として考えてしまうと、物語の整理が難しくなります。
東条は捜査を混乱させる動きをしていた人物、野崎は別班側の情報に関係した人物という違いを意識すると、それぞれの役割が見えやすくなります。
今後の展開で新たな事実が明かされる可能性はありますが、第13話までの内容だけでは、東条を情報漏えいの中心人物と断定する材料はそろっていません。
野崎と東条が共に動いている可能性は残されている
野崎と東条の間に何らかのつながりがあるのではないかという見方は、第13話放送後に特に注目された考察の一つです。
二人とも通常とは異なる行動を取っていたことから、「以前から協力関係にあったのでは」と考える人がいても不思議ではありません。
しかし、現時点で明らかになっている情報だけでは、二人が示し合わせて動いていたとは確認されていません。
映像工作と情報漏えいは時系列の近い出来事ではあるものの、それぞれの目的や指示を受けた相手はまだ描かれていないためです。
さらに、野崎が国外で接触した相手の存在も示されており、その背後にはさらに大きな組織が関わっている可能性も残されています。
そのため、「野崎と東条は必ず共犯だった」と決めつけるよりも、現時点では複数の可能性が残されている段階として受け止める方が、第13話の内容と矛盾しません。
第13話で見えてきた伏線と、まだ残されている気になるポイント
第13話は野崎の行動だけでなく、第1シーズンから続いてきた伏線が一気につながった回でもあります。
その一方で、新しい人物や出来事も数多く登場したため、「分かったこと」と「まだ分かっていないこと」が混ざりやすくなっています。
一度整理してみると、すでに明らかになった部分と、今後の展開で判明しそうな部分を切り分けられるようになります。
長野専務の正体がついに明らかになった
第1シーズンから長野専務には経歴の空白や、不自然に感じられる場面がいくつかありました。
そのため、「何か重要な立場なのでは」と予想する声も少なくありませんでしたが、第13話でその理由が明らかになります。
長野専務は表向きは商社の専務として活動しながら、実際には別班の一員として任務に就いていた人物でした。
これまで断片的に描かれていた経歴にも説明が加わり、第1シーズンから続いていた伏線の一つが回収された形になります。
さらに東南アジア方面を担当する別班員だったことも判明したことで、これまでの行動にも納得できる場面が増えました。
ドラムの気持ちやAIハヤトの存在感も印象的だった
第13話は緊張感のある展開が続く中でも、人間関係が垣間見える場面が描かれていました。
その中でも印象に残ったのが、ドラムが太田に対して特別な思いを抱いているように見える描写です。
長野専務との過去の関係を気にする様子や、普段とは少し違う反応から、多くの視聴者が好意を示す演出として受け止めています。
ただし、現時点で二人の関係が明確に進展したわけではなく、恋愛関係になったと受け取れる場面までは描かれていません。
一方、AIハヤトも物語を大きく動かす役割を果たしました。
膨大な情報を分析し、内部の記録を照合したことで、それまで見えなかった野崎の行動へたどり着くきっかけを作っています。
単なる情報分析だけではなく、物語全体の流れを変える重要な存在として印象付けられた回だったと言えるでしょう。
薫の立場や野崎の真意はまだ見えていない
第13話が終わった時点でも、まだ明らかになっていない部分は数多く残されています。
特に気になるのが、薫に別の立場があるのかという点です。
これまでにもさまざまな見方が出ていますが、現時点で薫が別班や敵対組織に所属していることを裏付ける場面は確認されていません。
そのため、今の段階では善良な医師として登場している以上の情報は示されていないと考えるのが自然です。
そして、最も大きな謎として残っているのが野崎の目的です。
別班側の情報に関わっていたことは明らかになりましたが、それが私利私欲による行動なのか、それともさらに大きな計画のために危険な立場へ身を置いているのかまでは描かれていません。
第13話で判明したのは「野崎が何をしたか」であり、「なぜその行動を選んだのか」は今後明らかになる最大の見どころとして残されています。
まとめ
第13話は、新しい人物や伏線が一気に動き出したことで、シリーズの中でも特に情報量が多い回となりました。
途中までは新庄が中心人物のように見えていましたが、調査が進むにつれて別班員が姿を消した出来事には直接関わっていなかったことが判明し、物語は思わぬ方向へ進んでいきます。
その結果、これまで味方として描かれてきた野崎へ疑いが向き、別班員の情報が外部へ渡る流れに関与していたことが明らかになりました。
一方で、野崎がどのような目的で行動しているのか、本当に敵側へ寝返ったのか、それともさらに大きな計画のために動いているのかは、まだ判断できる段階ではありません。
東条についても映像工作への関与は示されていますが、別班員の情報漏えいまで結び付けられる材料はなく、現時点では推測だけで判断しないことが大切です。
長野専務の正体が判明したことや、ドラムと太田のやり取り、AIハヤトの活躍なども今後の展開につながる重要な場面として描かれていました。
第13話は多くの伏線が回収された一方で、新たな謎も数多く残されているため、次回以降で野崎の真意や背後にいる存在がどのように描かれるのかが大きな見どころになりそうです。
この記事のポイントをまとめます。
- 野崎は別班員の情報が外部へ渡る流れに関わっていたことが判明した。
- 野崎の目的や本心はまだ明らかになっていない。
- 新庄は別班員が姿を消した出来事には直接関わっていなかった。
- チョッキーは新庄を支援していたが、別班員の一件とは切り分けて考える必要がある。
- 東条は空港の映像工作へ関与していたことが示された。
- 東条が情報漏えいの中心人物だったとはまだ確認されていない。
- 長野専務は別班員だったことが明らかになった。
- ドラムが太田へ特別な思いを抱いているような描写があった。
- AIハヤトは野崎へつながる重要な証拠を見つける役割を担った。
- 薫の立場や野崎の真意は今後の展開で明らかになる可能性が高い。
第13話は、場面が次々と切り替わり、多くの人物が同時に動いていたため、一度見ただけでは内容を整理しきれなかった人も多かったはずです。
ただ、出来事を一つずつ整理すると、すでに明らかになった事実と、まだ残されている謎ははっきり分けられます。
特に野崎については、何をしたのかはかなり見えてきた一方で、なぜその行動を選んだのかという最も重要な部分はまだ描かれていません。
今後の展開では、その理由だけでなく、野崎が接触した相手や背後にある組織との関係も少しずつ明らかになっていくと考えられるため、第13話で残された伏線にも注目しながら続きの展開を見守りたいところです。

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